保育現場のおたよりやお知らせで気をつけたい 6の書き方ポイント

保育園や幼稚園で発行されるおたよりやお知らせの構成と、書き方のポイントを6つご紹介します。

連絡帳と性質が異なる「おたより」や「お知らせ」の特徴についても書きました。

 

連絡帳とおたより・お知らせの違いはなに?

「連絡帳」は子どもの1日を見守り、主に園と家庭が連絡を取り合うことに利用します。

 

それに対し「おたより」とは、園の保育方針や保育目標、園全体の行事予定や連絡事項を伝えるために利用します。

一般的には「園だより」と呼ばれることが多いようです。

 

また園によってはクラスごとの保育状況を伝えあうところもあるようです。

 

そして「お知らせ」とは、おたよりの中でも特に大切な連絡事項や注意事項を保護者に伝えたい時に使います。

具体的には夏場であれば熱中症予防のために来週から各自水筒を持参して欲しい旨や、プール教室のための持ち物などの知らせる時などに活用します。

 

「連絡帳」「おたより」「お知らせ」、どれも似ていますが、実はそれぞれ持っている特性がちがう点が特徴です。

 

保育現場から発行されるおたよりの種類

園によってレイアウトなど多少の違いはありますが、基本的に保育園や幼稚園から発行されるおたよりは、園児全員の保護者に向けて月に1回発行されます。

 

園だよりのほかには、クラスごとに発行する「クラスだより」「クラス通信」などがあります。

ほかには「 保健だより」や「給食だより」などを発行している園もあるようです。

 

スポンサーリンク

園だよりの構成と書き方6つのポイント

それでは園だよりの構成と書き方の6つのポイントをご紹介したいと思います。

「知っていたようで実は知らなかった!」とならないように、あらためて確認してみるのもいいと思います。

 

まずは見本の園だよりを見てほしい

まずは見本となる園だよりを作ってみましたので、こちらをご覧ください。

 

 

多少のレイアウトの違いはあると思いますが、園だよりの内容は一般的にこのようになっています。

 

「園の様子(時候のあいさつ)」「行事予定」「誕生児の紹介」「職員のコメント」「お知らせ欄」、以上大きく分けてこの5項目で園だよりは構成されています。

 

それでは園だより作成にあたり、気をつけたい6つのポイントをご紹介したいと思います。

 

【 ポイント1 】誤字脱字に注意

近年のデジタル化の影響で、園だよりはパソコンで作られることが多くなりました。

昔ながらの手書きの雰囲気を大切にしている園も中にはあるようですが、それでも手書きコピーで作ることが多いようです。

 

いずれの場合でも、気をつけたいのは誤字脱字がないこと誤記がないことです。

 

誤字脱字や誤記が1箇所あるだけで「発行する前にしっかり内容を確認していなかったな」という印象を保護者に与えてしまいます。

これはかなりもったいないミスです。

 

人って、あなたが思っている以上に見ているものです。

園児全員分を刷る前に、何度も何度も何度も(大切なので3回繰り返しました)見直しすることが大切です。

 

MEMO

 

園だよりにイラストやカットがないと寂しい印象になります。

ネットでフリーのカット素材を探してきたり、Piccoloなど保育雑誌のカットを使うことでかわいい園だよりに仕上がります。

 

装飾を工夫してから配布するといいですよ。

 

 

【 ポイント2 】あいさつ文は必要

時候のあいさつは季節感を保護者に伝えます。

見本の園だよりではこの部分です。

 

 

このスペースでは、季節の話題に触れたり注意事項を伝えることができます。

そのため、あいさつ文を導入している園は多くあります。

 

また当月の保育目標などもこのスペースに分かりやすく表記することがあります。

 

【 ポイント3 】園行事予定は特に見直しを!

園だよりでは月の園行事予定表をまとめて掲載します。

見本の園だよりではこの部分です。

 

 

園だよりは主に月末に翌月分のおたよりを発行することが多いです。

ですので、園行事は翌月のものを掲載することになります。(たとえば6月であれば7月の園行事を掲載します。)

 

保護者参加型の行事がある場合、保護者はこの行事予定欄を読んでスケジュールを調整します。

記入ミスがあると周りに影響が及ぶので、特に再三の確認が必要です。

 

【 ポイント4 】園全体の話題について触れる

子どものお誕生日など保護者が関心を持つニュースは、年齢やクラスを超えて保護者間の交流や良好な関係構築をするためにも役立ちます。

見本の園だよりだとこの部分です。

 

 

最近だと個人情報保護のため「○月生まれのお友だち」とだけ書き、日付を伏せることが多くなってきているようです。

事情は園によって異なります。

 

【 ポイント5 】保育者からのメッセージ欄で園の雰囲気をアピール

現場の保育士や幼稚園教諭のコメントを月替りで園だよりに掲載するのもおもしろい取り組みです。

見本の園だよりでは主任保育士のコメントが書かれています。

 

 

このスペースでは保護者に保育者の人柄が伝わることをねらっており、園の保育に理解を深めてもらうために活用します。

 

今まで保育者コーナー欄を設けていなかった園は、新しくコーナーを作ってもいいかもしれませんね。

 

【 ポイント6 】大切なお知らせは別枠で紹介

園だよりではその月のあいさつでもお知らせをすることができますが、特に大切な告知は別枠に「お知らせ」欄を設けてメッセージを伝えるといいと思います。

 

見本の園だよりではここの部分です。

 

 

たとえば夏場でしたら、「熱中症予防のために水筒を持参してください」などのお願いなどが挙げられますね。

見本の園だよりでは水泳教室とお泊まり会の話題について触れています。

 

まとめ

いかがでしたか?

連絡帳、おたより(園だより)、お知らせの役割や区分が分かったかと思います。

 

いずれの発信方法も、もしも書き方に悩んでしまったら主任など園の上司に相談しながら作業を進めてください。

園としての発行物ですので、保護者との信頼関係を壊さないためにも発行前は繰り返しの確認が大切です。