こんにちは、テツヤです!
男性が少ない保育業界だからこそ、不安や悩みは尽きないもの。
実際に男子保育学生として学んできた経験をもとに、「就職」「人間関係」「働き方」など、リアルな視点で発信しています。

保育士の給料って、やっぱり低いの?実際に働いていけるのか不安だな…

わかる!保育士の給与は全国平均より低めだけど、年々上昇しているし、工夫次第で収入アップも可能なんだよ!
保育士の給与は、経験年数や地域、公立・私立の違い、役職によって大きく変わります。
当ブログでは、男性保育士がキャリアアップしていく方法や、待遇の違いを知って賢く選択するポイントをリアルな視点で解説しています。
しかし、当記事ではまず、「保育士の給料事情を知りたい!」という方に向けて、最新データをもとに、給与の実態や昇給のポイントを詳しく解説していきます。
- 保育士の平均給与と年収推移
- 給与が上がる仕組みとキャリアアップのポイント
- 男性、女性ごとの給料の違い
- 公立・私立や地域ごとの給与の違い

将来設計のヒントが見えてくるはず!
保育士の平均給与

まず、2023年度における保育士の平均給与は以下のようになっています。
- 月額給与:27万1,400円
- 年収換算:396万9000円
※「令和5年度 賃金構造基本統計調査」より(2024年3月27日に政府が公布)
※これは全国平均であり、男女・年齢・経験年数・地域・公立・私立・役職などによって異なります
【ちなみに…】日本の平均給与(2023年度)
- 月額給与:31万8,300円
- 平均給与:460万円
※国税庁の「民間給与実態統計調査」より

保育士の平均年収は全国平均よりも約63万円低いことが分かるね…(泣)
保育士の平均給与推移

近年、保育士の給与は年々上昇傾向にあり、過去5年間で月収は約2.7万円、年収は約33.5万円アップしています。これは、保育士の人材確保や処遇改善を目的とした国の制度導入が背景にあります。
年度 | 月額給与 | 特別給与額 | 年収 |
---|---|---|---|
2023年(令和5年) | 27.14万円 | 71.22万円 | 396.9万円 |
2022年(令和4年) | 26.68万円 | 71.21万円 | 391.4万円 |
2021年(令和3年) | 25.65万円 | 74.40万円 | 382.2万円 |
2020年(令和2年) | 24.98万円 | 74.74万円 | 374.5万円 |
2019年(令和元年) | 24.45万円 | 70.06万円 | 363.4万円 |
※金額はすべて税金・社会保険料を控除する前の「額面給与」です。
✅ 「処遇改善等加算」 → 国が補助金を出して給料アップ!
・保育士の給与を引き上げるため、保育園にお金を支給
・「キャリアアップ制度」で経験を積むと給料が増える
・リーダーや主任になると、さらに給与がアップ
✅ 「保育士確保施策」 → 保育士を増やすための支援!
・奨学金の返済支援(保育士になれば返済額を軽減)
・家賃補助や引っ越し費用の支援(地方や遠方からも働きやすく)
✅ 「公定価格の改定」 → 保育園への補助金が増えて、給料改善!
・保育園は国や自治体からの補助金で運営
・この補助金が増えると、保育士の給与も上がる
✅ 「男性保育士の増加」 → 待遇改善の動きが進んでいる!
・昔は「保育士=女性の仕事」だったが、男性も増加
・「男女関係なく働きやすい環境を作ろう!」という流れが強まる
・結果的に、給与や待遇の改善にもつながる
保育士の給与に影響を与える要素

保育士の平均給与は全国平均ですが、さまざまな要因によって異なります。
具体的な要因として、以下の点が挙げられます。
- 性別
- 年齢、経験年数
- 地域差
- 公立、私立
- 役職(主任、園長など)
性別
男性保育士の方が給与が高い
- 女性:平均 26.89万円(月収)、393.2万円(年収)
- 男性:平均 30.66万円(月収)、448.5万円(年収)
※2023年度(令和5年度)賃金構造基本統計調査より

男性は月収で約4万円、年収だと約55万円高いことが分かるね!
なぜ男性の方が給与が高いのか
- 男性保育士は管理職(主任・施設長)になりやすい → 役職手当がつく
- 男性保育士は勤続年数が長い傾向 → 経験を積むほど給与が上がる
年齢・経験年数
年齢が上がると、給与もどんどん増えていきます。

若手(20代前半)とベテラン(40代・50代)では、年収が100万円以上差が出ることも!
年齢別の平均給与
年齢 | 月収 | 年間賞与 | 年収 |
---|---|---|---|
20~24歳 | 23.09万円 | 43.80万円 | 320.9万円 |
25~29歳 | 26.08万円 | 69.57万円 | 382.5万円 |
30~34歳 | 26.43万円 | 68.47万円 | 385.6万円 |
35~39歳 | 27.78万円 | 76.06万円 | 409.4万円 |
40~44歳 | 28.62万円 | 81.59万円 | 425.0万円 |
45~49歳 | 28.47万円 | 84.58万円 | 426.2万円 |
50~54歳 | 28.70万円 | 77.88万円 | 422.3万円 |
55~59歳 | 31.10万円 | 89.73万円 | 462.9万円 |
60~64歳 | 30.59万円 | 81.24万円 | 448.3万円 |
65~69歳 | 33.46万円 | 81.36万円 | 482.9万円 |
70歳以上 | 37.54万円 | 132.99万円 | 583.5万円 |
※2023年度(令和5年度)賃金構造基本統計調査より
※金額はすべて税金・社会保険料を控除する前の「額面給与」です。
※このデータは男女合計の平均値であり、地域や公立・私立によって異なります。
年齢が上がるほど、給与もどんどんアップ!
・20代と40代では、年収が100万円以上増える!
・55歳以上になると、年収450万円を超えることも!
・70歳以上で役職に就くと、年収580万円以上になる可能性も!

若いうちから経験を積み、キャリアアップを狙うことで、給与を大幅に上げることができるよ!
地域差(都道府県別)
保育士の平均給与は、都道府県によって大きな差があります。以下に、都道府県別の平均年収を高い順にまとめました。
順位 | 都道府県 | 平均年収 |
---|---|---|
1位 | 東京都 | 453.5万円 |
2位 | 京都府 | 452.8万円 |
3位 | 広島県 | 452.8万円 |
4位 | 和歌山県 | 449.9万円 |
5位 | 大阪府 | 428.0万円 |
6位 | 神奈川県 | 416.7万円 |
7位 | 群馬県 | 415.1万円 |
8位 | 兵庫県 | 410.6万円 |
9位 | 静岡県 | 397.3万円 |
10位 | 愛知県 | 395.1万円 |
11位 | 山口県 | 395.1万円 |
12位 | 宮城県 | 391.9万円 |
13位 | 福岡県 | 391.4万円 |
14位 | 長野県 | 390.1万円 |
15位 | 千葉県 | 388.2万円 |
16位 | 宮崎県 | 386.4万円 |
17位 | 奈良県 | 383.6万円 |
18位 | 福井県 | 380.9万円 |
19位 | 佐賀県 | 380.0万円 |
20位 | 熊本県 | 379.9万円 |
21位 | 埼玉県 | 377.9万円 |
22位 | 愛媛県 | 373.9万円 |
23位 | 茨城県 | 372.4万円 |
24位 | 長崎県 | 370.8万円 |
25位 | 高知県 | 370.6万円 |
26位 | 富山県 | 370.5万円 |
27位 | 滋賀県 | 369.1万円 |
28位 | 栃木県 | 367.6万円 |
29位 | 福島県 | 366.5万円 |
30位 | 岩手県 | 361.9万円 |
31位 | 北海道 | 360.8万円 |
32位 | 香川県 | 358.9万円 |
33位 | 鳥取県 | 358.1万円 |
34位 | 徳島県 | 357.4万円 |
35位 | 島根県 | 352.7万円 |
36位 | 岡山県 | 350.9万円 |
37位 | 石川県 | 346.7万円 |
38位 | 新潟県 | 344.3万円 |
39位 | 大分県 | 341.3万円 |
40位 | 沖縄県 | 340.3万円 |
41位 | 三重県 | 339.8万円 |
42位 | 山梨県 | 339.5万円 |
43位 | 秋田県 | 334.0万円 |
44位 | 鹿児島県 | 326.8万円 |
45位 | 岐阜県 | 324.6万円 |
46位 | 青森県 | 317.7万円 |
47位 | 山形県 | 310.3万円 |
※2023年度(令和5年度)賃金構造基本統計調査より
※上記の金額は、税金や社会保険料などを控除する前の「額面給与」です
このように、保育士の平均年収は地域によって大きく異なります。就職や転職を検討する際は、これらの情報を参考にしつつ、各地域の生活環境や自身のキャリアプランも考慮することが重要です。
公立・私立の違い
保育士の給与は、公立と私立でどのくらい違うのでしょうか?
実は、一般の保育士(役職なし)では大きな違いはないものの、主任保育士や施設長になると公立の方が大幅に給与が高くなる傾向があります。
【公立 vs 私立】一般保育士の給与はほぼ同じ
保育士 | 勤続年数 | 月収(賞与込み) | 年収 |
---|---|---|---|
私立 | 11.2年 | 30.18万円 | 362.2万円 |
公立 | 11.0年 | 30.31万円 | 363.7万円 |
※2019年度(令和元年度)「幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果」より

公立と私立では、基本給に大きな違いはないけど、公立はボーナスが安定しているため、トータルではやや高くなることが多いよ!
【公立 vs 私立】役職がつくと、公立の方が大幅に高収入!
保育士 | 施設長(園長) | 主任保育士 |
---|---|---|
私立(年収) | 679.1万円 | 507.6万円 |
公立(年収) | 759.6万円 | 674.1万円 |
※2019年度(令和元年度)「幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果」より

役職に就くと、公立の方が格段に年収が上がるんだね!
役職(主任・園長など)
保育士は、役職がつくと給与が大きくアップします。
特に、主任保育士や施設長(園長)になると、大幅に高収入になる傾向があります。
では、役職についていない一般保育士と比べて、どれくらい差があるのか? 詳しく見てみましょう!
役職別の平均給与
保育士 | 一般保育士 (役職なし) | 主任保育士 | 施設長(園長) |
---|---|---|---|
私立(年収) | 362.2万円 | 507.6万円 | 679.1万円 |
公立(年収) | 363.7万円 | 674.1万円 | 759.6万円 |
※2019年度(令和元年度)「幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査集計結果」より
- 公立は地方公務員のため、給与規定がしっかりしており昇給が安定!
- 私立は園の経営状況によって給与に差があり、高収入を得られる園もある!
- 主任・施設長の役職につくと、年収が大幅にアップするためキャリアアップが重要!
- 公立の保育士は、昇給ペースはゆっくりだが、ボーナスや退職金が手厚い!
まとめ:保育士の給料は自分の立ち位置によって異なる

当記事では、保育士の給与事情について詳しく解説しました。
保育士の給与に影響を与える主な要素は、以下の5つです。
- 性別
- 年齢、経験年数
- 地域差
- 公立、私立
- 役職(主任、園長など)
「保育士の給料は低い」と言われがちですが、国の処遇改善施策やキャリアアップ制度を活用することで、給与を上げる道は十分にあるのが現状です。
- 給与が高い地域や待遇の良い園をリサーチする
- 経験を積み、主任や園長などのキャリアアップを狙う
- 補助金や奨学金制度を活用して、賢く働く
大切なのは、「給与だけ」で職場を選ぶのではなく、自分に合った働き方を見つけながら、将来的なキャリアを見据えた選択をすることです。

保育士の給料を正しく理解して、将来のキャリアをしっかり考えていこう!
以上、テツヤでした!