運動会の練習に最適!かけっこ指導のコツと3つの上手な教え方

子どもはかけっこが大好きです。

保育者の「よーい、どん!」の合図で友だちと走れることがとにかく楽しいようです。

 

ですが、保育者のちょっとした工夫が加わると、ただのかけっこがおもしろいゲームに早変わり!

今回の記事では、かけっこ指導の上手な教え方を3つご紹介します。

 

4歳児の保育で、私はあることに気が付きました

ある年の春のこと、私が4歳児のクラスで担任をしていたときのエピソードです。

進級して間もない時期でしたので、その時は外で思いっきりかけっこをして遊ぶことにしました。

 

遊びのルールはシンプルです。

遠くに設置した赤いコーンのまわりをぐるっと回って元の場所に戻ってくるというものです。

 

ちなみに赤いコーンはコレです。

 

よくある一般的なコーンです。

 

ですが、よくよく子どものかけっこの様子を見ていると、子どもたちは赤いコーンのまわりをうまく回ることができていませんでした。

必要以上に大きく膨らんで回っていたのです。

 

子どもは小回りが苦手

子どもが大きく膨らんで回っていたことには理由があります。

実は5歳くらいまでの子どもは小回りがうまくできないのです。

 

そのため、赤いコーンのような細いものをうまく小回りできずにいたんですね。

当時の私はこのことがまだ分からなかったので、子どもたちには申し訳ないことをしてしまったなと反省しています。

 

ではどんな方法(遊び方)であれば、子どもが楽しみながらかけっこができるのでしょうか。

私の経験上、次の3つの方法であれば、3歳児くらいからかけっこを楽しめます。

 

【 かけっこ1 】赤いコーンをタッチして戻ってくる

それでは最初のかけっこの遊び方を紹介します。

 

冒頭のエピソードで紹介したように赤いコーンを使うようなやり方でかけっこをする場合です。

その場合は、次のように子どもに投げかけるとうまくできます。

 

コーンを回って戻る」から「コーンにタッチして戻る

 

たったこれだけで、驚くほど子どもたちはやる気になってかけっこを楽しむようになりました。

子どもにとって、遊びの内容が簡単になったのですから当然です。

 

もしも子どもとかけっこをする空間に木があれば、木をタッチして戻ってくるという方法もおすすめです。

 

「あの大きな木にタッチをしたら、先生のところに戻ってきてね!」

こう投げかけることで、子どもにとってルールが簡単になります。

 

もちろんタッチする対象は必ずしも木である必要はありません。

ブランコでもすべり台でもベンチでも、かけっこする空間にあるものならなんでもオッケーです。

 

スポンサーリンク

【 かけっこ2 】松ぼっくりを3つ拾って戻ってくる

次のかけっこの遊び方を紹介します。

 

これは松ぼっくりを3つひろって、もとの場所に戻ってくるという遊び方です。

すこしゲーム要素を盛り込んであります。

 

もちろんこれも、ひろってくる物は松ぼっくりである必要はありません。

木の枝でも落ち葉でも小さな石でもどんぐりでも、なんでもオッケーです。

 

子どもに持ってこさせる数も、子どもの年齢に応じて調節してください。

私の経験上、持ってこさせる数は5つ以内がベストです。

 

これ以上数を増やすと子どもは拾うことに夢中になってしまいます。

大事なのはあくまで子どもたちが楽しんでかけっこをすることです。

 

【 かけっこ3 】保育者をつかまえるゲームをする

最後のかけっこの遊び方を紹介します。

 

これは逃げ回る保育者を子どもたち全員でつかまえる、言ってみれば鬼ごっこです。

1人の保育者を子ども全員でつかまえにかかるので、保育者は本気で逃げないとすぐにつかまってしまいます(笑)。

 

子どもの運動量を保障してあげるためにも、本気で逃げましょう。

どうしてもすぐにつかまってしまうような時は、3本勝負に数を増やすといいですよ。

 

「みんなが先生を3回捕まえたら、みんなの勝ちだよ!」

 

きっと子どもたちは3回とも本気でつかまえにかかるでしょう。

 

ちなみにこのゲームは、子どもの年齢が高くなるほど盛り上がります。

子どもの足が早くなり逃げる方も大変ですけど、楽しさも倍増します。

 

スポンサーリンク

まとめ

いかがでしたか?

すこしでもあなたのかけっこ指導のヒントになればうれしいです。

 

保育の遊びを子どもが楽しむコツは、とにかく子どもにとって簡単になるように考えることです。

それが結果的に上手な教え方、指導の仕方につながります。