通年を通して遊ぶことができる牛乳パックを使ったコマの作り方をご紹介します。
保育園や幼稚園といった保育現場では、正月シーズンの時など冬の遊びのひとつとして取りあげられることが多いようです。
この遊びで得られる経験
- 牛乳パックの特性に気付くことができる
- 輪ゴムの特性に気付くことができる
- 絵を描く想像力を膨らませることができる
用意する材料
- 牛乳パック・・・1本
- 輪ゴム・・・1本
用意する道具
- ハサミ
- 油性ペン
使用する道具はこちらのページで詳しくご紹介しています。
ぴょんぴょんガエルの作り方【図解】
【1】牛乳パックを解体する
はじめに用意した牛乳パックを解体していきます。
どこでもいいので牛乳パックの角からハサミを入れていきます。
平面に解体できました。
牛乳パックの上の部分と下の部分は必要ないので、ここでザクザク切り落としておきます。
切り落としたら、牛乳パックの4辺もきれいに切り揃えましょう。
ここまでできたら牛乳パックをさらに細かく切っていきます。
まずは半分に切ります。
半分に切ったら1枚を3等分して、全部で6枚できるように切ります。
これで下準備はおしまいです。
ひとつの牛乳パックから、6匹のぴょんぴょんガエルを作ることができます。
【2】牛乳パックに切り込みを入れて好きな絵を描く
次に牛乳パック切り込みを入れていきます。
全部で4ヶ所、写真の赤い線の部分を切ります。
4ヶ所に切り込みを入れたら、牛乳パックに油性ペンで好きな絵を描いていきます。
今回私はカエルの絵を描いてみました。
【3】牛乳パックに輪ゴムを通して完成
牛乳パックにイラストを描いたら、牛乳パックを裏返しにして輪ゴムを通していきます。
輪ゴムは×印になるように牛乳パックにかけます。
ちなみに絵を描いている表側はこのようになっています。
ゴムを通したらぴょんぴょんガエルは完成です。
作り方のポイント
ぴょんぴょんガエルは半分に追って遊ぶおもちゃです。
牛乳パックの代わりに厚紙を使っても作ることはできますが、何回も遊ばないうちにすぐにボロボロになります。
もともと折り目がついていて、なおかつ丈夫に作られている牛乳パックは、まさにぴょんぴょんガエル作りに最適な素材なのです。
今回はカエルの絵を描きましたが、うさぎの絵を描いたり、ジャンプしている人の絵を描いたりしてももちろんオッケー。
あなたらしく自由なカスタマイズを楽しんでください。
遊び方
ぴょんぴょんガエルの遊び方です。
まずはぴょんぴょんガエルの絵を描いたほうが内側にくるように半分に折ります。
半分にたたんだら手を離すだけです。
あとはゴムの力で勝手にすこしずつ開いてきます。
ゴムの開きが平面になったらぴょんぴょんガエルは勢いよく上に舞い上がります。
あとはまた内側にたたんで、手を離して・・・の繰り返しです。
牛乳パックの特性を知る経験につなげられる
牛乳パックの内側は特殊な加工がされていますので、油性ペン以外のペンでは模様を描くことが難しいです。
鉛筆、クレヨン、水性ペンとは違う油性ペンならではの特徴を教える活動の導入にもピッタリの遊びです。